スキマ家具屋÷コバヤシタク その2

今回の「スキマ家具屋÷コバヤシタク」の展示を企画していただいたGallery ortさん
ちょうど去年の春頃、たまたま新しく出来たばかりのOrtに立ち寄ったことがきっかけで展示のお誘いをいただき、
Ortのご近所でもあるスキマ家具屋さんと二人展を組んでいただく運びとなりました。
あらためましてご紹介いたしますと、スキマ家具屋さんは様々な素材を使ってリメイク家具を作る作家さんです。

今回の展示のDMデザインにもなった棚。
箪笥の引き出しや、お針箱の引き出しなど、大きさも奥行きも違う大小様々な引き出しを組み合わせて造られております。
スキマさんの家具の中でも とてもすきなシリーズで、一緒に展示をするにあたって
真っ先に頭に浮かんだのがこの棚との共演でした。
博物的なイメージの共鳴から、この棚のある壁面は化石モチーフの作品や植物の版を使ったものなどを中心に展示。

そしてこちらが今回の展示の花形となったスキマさんの力作★
様々な色や質感の違う素材をコラージュして造られた天板はもちろん、
真ん中から両側へスライドするように天板が開き、テーブルの中に内蔵されていた天板と合わさって
二人用テーブルからファミリーサイズに変身するというなんともワクワクする仕組み。
元々この仕組みをもっていた面白いんだけどイマイチだったテーブルを 天板と足を造り変えてスキマさんがオシャレにリメイク。
今度新しくパン屋さんを開店予定の方がお買い上げくださいました。

おそろの椅子

こちらは布を張り替え、足を付け替えてリメイクしたソファ-。
クッションは先程の机の天板を布にプリントしたオリジナルファブリックを使ったもので新しい試みだとか。

ローテーブルは船底だった古い材を樹脂で閉じ込めたもの。
金具や気泡、材からにじみ出た塗料なんかがアクセントになっていて、こちらも今回の展示の為に
実験的に造られたものだそう。

コラージュ姿見 よく見ると碁盤や洗濯板などか使われていたり☆
鏡と本棚があるこちらの壁面は、お話や夢のイメージからドローイングを子供部屋ごとく
押しピンざしで壁いっぱいに展示してみました。

春とはいえ、じっしてるとまだまだ冷えるギャラリーを 会期中暖めてくれたアラジンの石油ストーブ.

ギャラリーとつながっているお隣のステキなカフェ・メメントモリのaiさんとオモシロ野菜の話をしたり☆
上のヤドカリみたいな野菜は、ブロッコリー・ロマネスクというらしく、ブロッコリーというより
カリフラワーみたいな味がするそうですよ。

搬出前打ち上げ的においしい御飯をメメントモリさんでご馳走になりました。
上のは自家製ローストポーク。激うまです☆ 他にも春巻き皮のコロッケやら、カブのグラタンやら
美味しすぎるメニューが盛りだくさん。
最後にサプライズでスキマさんのテーブルを買ってくださった「花篭パン」さんにお手製のケーキをいただきました。
ぎゅっとチョコのおいしさが詰まったおいしいショコラタルト。
最後になりましたが あらためまして今回の展示を企画してくださったgallary ortの村田さん、
共に展示をしてくださったスキマさん、おいしい御飯やケーキを作ってくださったメメントモリさん・花篭パンさん
一週間本当にありがとうございました。
今回の展示では今までとは違う様々な方々とお話できる機会が多く、実りの多い展示となりました。
今度ともよろしくお願いいたします。
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スキマ家具屋÷コバヤシタク その1

「 スキマ家具屋÷コバヤシタク 」 3月5日をもって無事終了いたしました。
毎度のごとく一週間のうち半分くらいは雨模様になってしまいましたが、
そんな中、展示を見に来てくださいました皆様、本当にありがとうございました。
今回は家具とのコラボ展示ということもあって、いつもより空間全体をコラージュしたような展示に★

壁一杯にドローイングをに張ってみたり、いつものコラージュ作品のカケラ達を標本風に展示してみたり。

スキマさんとは 共通する「好きな感じ」が 作品やお話の中の節々にあって、
もともと うまくいきそうな予感は ひしひしと感じていたのですが、予想以上によい展示となりました。

くわしい展示の様子は例のごとく、後日ゆっくりお伝えしますね。
その2につづく・・・
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